ねこちゃんの心筋症
猫の心臓病は、ほとんどが心筋症と言われる疾患です。
猫の心筋症は症状が出ないうちに進行し、重症化してから気づくことが多く、最悪のケースでは突然死を起こすこともあります。
残念ながら治療法はなく、心臓の負担を減らす薬の投与や、合併症である血栓症を防ぐことを行っていきます。
猫の心筋症は年齢関係なく起こりうる疾患です。愛猫となるべく長い時間一緒にいる為に、幼齢のうちから定期的な検査を受けることで、早期発見、早期治療に繋がります。
様子がいつもと少しでも違ったら、すぐに動物病院へ行きましょう。
心臓の状態を診る血液検査
ANP 主に左心房の負荷を評価する検査です。
NT-proBNP 主に左心室の負荷を評価する検査です。
cTnI 心筋の障害を評価する検査です。
愛猫が心筋症と診断されたらすべきこと
動物病院で処方された薬を忘れずに飲ませる
太らないように気を付ける
ストレスを与えないようにする
激しい運動はさせないようにする
定期健診を忘れずに受診する