異なる2つの白血球分析法を併用 |
2種類の測定法で白血病を評価 |
■信頼性の担保と異常の検知
■Method1
『ペルオキシダーゼチャンネルの測定原理』
⇨ペルオキシダーゼ染色法は白血球分類のゴールドスタンダード
散乱法は容積、吸光度はペルオキシダーゼ活性度を示唆
■Method2
『BASOチャンネルの測定原理』
⇨酸性界面活性剤により細胞膜を破壊し、裸核化(好塩基球以外)
低角度レーザーは容積、高角度レーザーは核分葉度(複雑さ)を示唆
Method1ーペルオキシダーゼチャンネル |
■ペルオキシダーゼは顆粒球系および単球系の細胞質に含まれる酵素であり、各細胞集団の酵素活性度と容積のクラスター解析が可能。
■異常細胞を数値化:ペルオキシダーゼ陰性の大型細胞(LUC)を検出
Method2ーBASOチャンネル |
■正確な白血球カウント
強い細胞溶血作用+核の複雑性の解析
⇨血小板凝集・赤血球溶血不良等の影響を最小化
ペルオキシダーゼ解析の利点 Large Unsained cells(LUC)の評価 |
LUC=ペルオキシダーゼ非染色性大型細胞 数値により異常の程度を定量的に把握できる
・大型リンパ球
・活性化リンパ球
・ペルオキシダーゼ低活性単球
・異型リンパ球
・芽球類
血液の反応性、腫瘍性増殖疾病の検知に有効